レッスン

  

腹筋をしめたまま振れる範囲でスイング

冨山聡 とみやま・さとし

1978年4月9日生まれ。177cm、70kg。悲願の初優勝を目指す。茨城県出身。大和証券所属。

腹筋に力を入れその場でクルッと回るように振る

 飛ばすには、いい意味で“リキみ”が必要ですが、腕がリキむとダウンが上体先行になる。するとカラダが伸び上がり、インパクトでお腹が前に出てフェースが開きます。これを防ぐには腹筋を使うこと。アドレスで股関節から前傾したら腹筋に力を入れ、その場でクルッと回るように振るんです。こうすれば前傾角度が変わらず、ボールに向かってパワーを出せます。







▲スイング中、ベルトのラインが地面と平行にとどまっているところに注目。前傾姿勢を保つのが飛ばしのコツ



冨山聡のスイングを連続写真でチェック!


腹筋の緊張感を保った状態でスイングすれば飛ぶ

股関節から上を前傾させ、骨盤に上体を乗せるようにしたら、腹筋に緊張感をもたせる。体重移動は意識しなくていいので、この状態を保てる範囲でスイング。これだけで飛ぶようになる。

▲アドレスとインパクトで、下半身の向きを変えるだけのつもりでスイングすると前傾角度が崩れない



▲腹筋に力を入れて前傾を保つとパワーがボールに向く



▲力で飛ばそうとすると伸び上がり、お腹が前に出てしまう


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